瀬戸内海にも日本海にも面している兵庫県は、海の幸・山の幸に恵まれた食材の宝庫です。世界でも有名な神戸ビーフをはじめ、高級素材の香美蟹、明石のたこやあなごなど、味わってみたいものばかり。牛肉文化圏ならではの「ビフカツ」は、老舗洋食レストランからサンドイッチハウスまで、神戸市内で楽しめるお店がたくさん。兵庫県のグルメは高級な料理ばかりではありません。今や日本中で食べられている「肉まん (豚まん)」は、実は神戸の南京町が発祥。冷食にも登場するほどの人気メニューとなった「そばめし」も、神戸の長田区で生まれたものです。たこ焼きの元祖「明石焼」は、本場明石にあるお店でいただきましょう。高級から B 級まで、兵庫の地元のグルメを味わえる飲食店をご紹介します。

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    神戸プレジール (神戸牛ステーキ)

    今や世界でもそのおいしさが認められている但馬 (たじま) 牛。但馬牛の中でもさらに厳しい基準をクリアしたものを神戸ビーフと呼ぶのだとか。兵庫県を訪れるなら必ず食べたいのがちゃんとした神戸ビーフのステーキでしょう。神戸市三宮にある「神戸プレジール」は JA 全農兵庫直営レストランで、兵庫の生産者が作る但馬牛、旬の野菜などを存分に味わえます。旬の野菜たっぷりでお得なランチメニューは「但馬牛もものステーキコース」や「神戸ビーフステーキのコース」。神戸ビーフのサーロイン 100 g が目の前の鉄板で調理され、〆には定番のガーリックライスも。デザートと食後のドリンクは別室のサロンでゆっくりといただけるスタイルです。アクセスは地下鉄三宮駅から徒歩 3 分です。

    ロケーション: 兵庫県神戸市中央区下山手通 2-11-5 ザ・ビー神戸 ビー神戸 1 F

    営業時間: 11:30 ~ 15:00 (L.O.14:00) 17:00 ~ 22:30 (L.O.21:00) 月曜休 (祝日の場合は営業、翌火曜日が休み)

    • カップル
    • 家族
    • 食事
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    本家きむらや (明石焼)

    ゆるゆるふわっと焼けたたこ入りの生地を温かいおだしにつけて食べる「明石焼き」。明石発祥のこの料理を「たこ焼きとは別もの」と地元の人は言います。お手軽なメニューですが、「上品な B 級グルメ」と表現されるほど美味。明石焼きのお店は魚の棚 (うおんたな) 商店街の中にいくつかありますが、元々明石焼きを始めた元祖と言われるお店は鍛冶屋町の「本家きむらや」です。店舗自体は大正 13 年に構えたそうですが、その前に屋台営業の時代もあったとか。明石焼きは極端に柔らかく平たいお皿に載せるとつぶれてしまうため、斜めになった赤い板の上で供されます。このお店では明石焼きを「玉子焼」と呼び、1 人前 20 個で提供されます。アクセスは JR 山陽本線明石駅下車、徒歩 5 分です。

    ロケーション: 兵庫県明石市鍛冶屋町 5-23

    営業時間: 10:00 ~ 17:30 頃、土日祝は 9:00 から営業 月曜休、不定休あり

    • 食事
    • 格安

    写真提供 Richard, enjoy my life! (CC BY-SA 2.0) 修正済

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    ぎょうざ専門店赤萬元町店 (ぎょうざ)

    全国三大餃子 (宇都宮、浜松、八幡) 以上の美味しさと言われているのが中華街のある神戸の餃子。中でも地元では知らない人はいない「赤萬」の餃子は天下一品です。餃子専門店メニューはいさぎよく餃子とビールだけ。「餃子 (1 人前 7 個)」 300 円ほどという安さにも驚きますが、味噌ダレで食べることにもびっくりします。テーブル備え付けの味噌をベースにラー油、酢、醤油を合わせて自分で作りますが、味噌多めのほうがニンニクに合うようです。店は 19 席しかないので、行列が出来ている場合はお持ち帰りがおすすめです。アクセスは JR 阪神元町駅から徒歩 1 分、地下鉄旧居留地・大丸前駅から徒歩 2 分です。

    ロケーション: 兵庫県神戸市中央区元町通 1-11-10

    営業時間: 14:00 ~ 20:00 土日 13:00 ~ 20:00 売り切れ次第終了 水曜休

    • 食事
    • 格安

    写真提供 y_ogagaga (CC BY 2.0) 修正済

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    老祥記 (豚まん)

    関西地方で「豚まん」と呼ばれ愛されている豚入り肉饅頭の元祖が神戸・南京町にあります。そのお店「老祥記」は大正 4 年 (1915 年) 創業。中国天津地方の天津包子 (テンチンパオツー) を味・名前ともに日本人になじむものにしようと考え「豚饅頭」として売り出したのが始まりです。「豚まん」は 1 個 100 円。蒸したての熱々で、じゅわっとスープのうまみが広がります。店内は 16 席しかありませんが、ほとんどの客は持ち帰りなので、ゆっくり食べたい方はイートインも可能です。持ち帰りは 3 個から。アクセスは JR 東海道線元町駅下車後徒歩 5 分、もしくは地下鉄海岸線旧居留地・大丸前駅下車徒歩 3 分です。

    ロケーション: 兵庫県神戸市中央区元町通 2-1-14

    営業時間: 10:00 ~ 18:30 売り切れ次第閉店 月曜休

    • 食事
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    洋食の朝日 (ビフカツ、洋食)

    神戸グルメの筆頭に挙げられるのがビフカツです。もともと明治時代に西洋からカツレツが伝わったときは牛肉が主流だったそう。神戸にはビフカツを提供するお店がいくつもありますが、中でも地元の人に長年愛され続けている「洋食の朝日」は別格です。その「ビフカツ」はカツレツにサラダが添えられ、ごはんはおかわり自由。肉厚な牛肉をカリッと揚げたカツレツの断面はうっすら赤く、3 日間煮込んだデミグラスソースが絶妙です。このレストランには他にも「ポークチャップ」や「オムライス」など、洋食屋ならではの人気メニューもあります。アクセスは JR 東海道本線神戸駅北口から徒歩 10 分です。

    ロケーション: 兵庫県神戸市中央区下山手通 8-7-7

    営業時間: 11:00 ~ 15:00 (L.O.) ランチ営業のみ、臨時休業あり

    • カップル
    • 家族
    • 食事
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    青森 (そばめし、お好み焼き)

    神戸発祥の B 級グルメとして全国に名をはせているのが、そばめしです。今では冷食などでも食べられる全国的に人気のメニュー。名前の通り焼きそばと焼き飯を合体させたような食べ物で、焼きそばを細かく刻んで混ぜ込みます。発祥は神戸市長田区にある「青森」で、常連さんの裏メニューとして始まったものが口コミで広がったとか。もともとお好み焼きのお店として 1957 年にスタートした歴史あるお店ですが、今ではほとんどの客がそばめし目当てで来店するそうです。「そばめし大」は、キャベツ、焼きそば 1 玉分、ごはん半分とぼっかけ (すじとこんにゃくの煮物) が入ったボリュームたっぷりのメニューです。平均予算は 1,000 円 ~ 2,000 円。アクセスは JR 新長田駅下車徒歩 6 分です。

    ロケーション: 兵庫県神戸市長田区久保町 4-8-6

    営業時間: 11:30 ~ 14:30、17:00 ~ 22:30 火曜休

    • 家族
    • 食事
    • 格安
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    能古 (姫路おでん)

    姫路市のご当地グルメとして有名な姫路おでん。おでんはもともと「関東炊き」と呼ばれ、関東風の濃口醤油をつかった濃い味付けのおでんと、関西風の薄味のおでんがあります。姫路おでんのベースはどちらでもよく、ポイントは「生姜醤油」をつけて食べることだとか。もともと姫路周辺に生姜産地があるので、そこから始まったものではないかと考えられています。そんな姫路おでんを味わえる地元で大人気のおでん専門店が「能古」です。ここのおでんは生姜醤油をおでんのつゆで割って、つけて食べるスタイル。おでんのメニューには「すじ (かため・やわらかめ)」「焼とうふ」「春菊」「もちきん」「ちくわ」などがあります。アクセスは JR 姫路駅から徒歩 5 分です。

    ロケーション: 兵庫県姫路市白銀町 107 白銀ビル 1 F

    営業時間: 17:00 ~ 22:00 日祝休

    • 食事
    • 格安

    写真提供 hirotomo t (CC BY-SA 2.0) 修正済

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    炭焼あなご やま義 (あなごめし、和食)

    兵庫県の名産素材は神戸牛だけではありません。地元の人が愛してやまないのが「あなご」。産地の淡路島や姫路の鮮魚店では持ち帰り用にあなごを炭焼きしたものが売られています。熱々ごはんにのせて食べる「あなごめし」は上品で食べ応えのある逸品です。あなご好きな人はごひいきの鮮魚店が必ずあるのだそう。そんなあなごを食べられるお店が「炭焼あなごやま義」です。街の食堂といった雰囲気ですが、炭火で焼くあなごの香ばしい香りが食欲をそそる、あなご料理専門店です。おすすめのメニューは「やま義定食」。あなごめしに焼きあなご、吸い物、漬物が付いています。リーズナブルなお値段にも関わらず、焼きあなごはまるまる 1 匹出てくるボリュームにも驚きます。アクセスは JR 姫路駅から徒歩 3 分です。

    ロケーション: 兵庫県姫路市駅前町 301

    営業時間: 11:00 ~ 20:00 (L.O.19:30) 年中無休

    • 食事
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    味処 喜いち (魚介料理)

    兵庫県の日本海側はおいしいずわい蟹の産地。特に城崎 (きのさき) 温泉がある城崎から西は「かに海岸」と呼ばれるほどです。蟹は水揚げされた場所の名前で呼ばれ、中でも香住 (かみ) 漁港で水揚げされた「香美蟹」は、超高級食材として東京や京都、神戸の高級レストランで珍重されています。そんな高級食材の香美蟹も地元ならお得なリーズナブルにいただけます。「味処喜いち (きいち)」は香美にある魚介料理専門店。蟹の値段は季節によって変わり、焼き蟹や蟹づくしのコースが人気です。蟹以外にも地元産の魚の刺身やたこの天ぷらなどもおすすめ。アクセスは JR 香美駅から徒歩 10 分ほどです。

    ロケーション: 兵庫県美方郡香美町香住区香住 1037

    営業時間: 11:30 ~ 14:00、17:30 ~ 21:00 水曜休

    • 食事
    • 高級ホテル
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    絶景レストランうずの丘 (淡路島の海鮮料理)

    玉ねぎやウニ、鱧 (はも)、サクラマスなど新鮮でおいしい素材の宝庫として有名な淡路島。そんな淡路島の地元食材を活かした料理を食べられるのが「絶景レストラン うずの丘」です。一番人気は新鮮なウニのうま味を心ゆくまで堪能できる「うずの丘海鮮うにしゃぶ」。ウニの濃厚なスープに地元産の海鮮を使った海鮮串をくぐらせたり、生ウニをウニスープでいただいたり、最後にウニ雑炊で締めたりとウニ尽くし。リーズナブルなお値段の生しらす丼も好評です。いずれも旬の食材を使っているため、訪れる時期によりメニューが異なります。ランチのみの営業で、アクセスは車が便利です。福良港から便数は少ないものの、無料のシャトルバスもあります。

    ロケーション: 兵庫県南あわじ市福良丙 936-3

    営業時間: 10:00 ~ 15:00 (L.O.) 火曜休

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    • 食事

    写真提供 [4K]Shike (CC BY-SA 2.0) 修正済

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